茶道裏千家准教授・書道師範。元文化財団広報誌ライター。海外日本文化イベントでのデモンストレーション経験あり。
三浦 香織の記事 (6)
茶道の始め方|初心者向け作法と教室の選び方
茶道の始め方|初心者向け作法と教室の選び方
茶道を始めたいけれど、流派も作法も費用も見えにくくて、一歩目で止まってしまう方は少なくありません。筆者も初めて茶室に入ったとき、畳のい草の香りと釜から上がる湯気の白さにふっと緊張がほどけ、茶の湯は「難しい世界」ではなく、順番さえわかれば入っていける文化だと実感しました。
茶道の流派の違い|三千家を比較・選び方
茶道の流派の違い|三千家を比較・選び方
三千家とは表千家裏千家武者小路千家の総称で、いずれも千利休から千少庵、千宗旦へと続く同じ系譜から分かれた家です。筆者が初めて三家の薄茶を続けていただいたとき、釜の湯の音が静かに響くなか、立ちのぼる香りと茶碗の見立ての違いに目を奪われ、一口目で泡の量と口当たりの差がすっと伝わってきました。
茶道の歴史|千利休から三千家・現代へ
茶道の歴史|千利休から三千家・現代へ
茶の歴史は、中国由来の喫茶が日本に根づき、千利休を経て江戸の三千家へ受け継がれ、現代の茶道(the Way of Tea)へとつながる流れを描くと見通しがよくなります。
抹茶の点て方|2g・70〜80℃・簡単手順
抹茶の点て方|2g・70〜80℃・簡単手順
抹茶は同じ粉でも、点て方ひとつで口当たりが驚くほど変わります。朝の静けさの中、70数℃の湯を注いだときに立つ青海苔のような香りや、茶こしでふるった粉がさらりと落ちる軽さ、湯通しした茶筅の穂先がしなやかに走る感触を知ると、家庭の一杯がぐっと豊かになります。
茶道の季節の和菓子|主菓子・干菓子と月別一覧
茶道の季節の和菓子|主菓子・干菓子と月別一覧
茶道の菓子を理解する近道は、まず「主菓子は濃茶、干菓子は薄茶に合わせ、しかも菓子が先に出る」という基本をつかむことです。初釜の静けさの中で花びら餅をいただいたとき、やわらかな甘い香りと白味噌餡のほのかな塩味が残り、そのあとに含んだ濃茶の旨味がひときわ深く立った経験からも、
茶室の構造と見方|露地・にじり口・床の間
茶室の構造と見方|露地・にじり口・床の間
寺院公開の茶室で露地の飛び石を二、三歩進むごとに、都会の雑音が少しずつ遠のき、蹲踞の水音だけが耳に残ったことがあります。